会社案内

種苗部では、消費者ニーズに応えるための市場調査から、研究・生産・販売まで一貫した体制をとり、よりよい種子をお届けしています。くにさだ育種農場や波志江研究所で育成された新品種は、種苗部によって各産地での試作調査を行い、生産者や市場、実需者の評価を得て商品化されます。これらの厳選された野菜種子や苗を全国の野菜産地に普及するため、国内16ヶ所の各支店、6ヶ所の営業所を通じて、販売の最前線である全国の種苗店に販売推進を行っています。 全国各地に販売された数多くの品種が、野菜畑で豊かな実りをあげ、食卓を彩っています。

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• 野菜種子 >

緑飼部は、飼料作物種子や緑化工事用種子・芝草種子を全国ネットで販売し、酪農業や国土緑化の基盤を担っています。
飼料作物種子では、当社オリジナル品種を中心に、飼料用トウモロコシ、イタリアンライグラス、エンバク、ライムギなど。緑化工事用種子では景観形成作物やけい畔保全作物、さらに緑肥作物などを幅広く販売し、酪農業をはじめ農業の発展に貢献しています。また、近年需要の高まっている、サッカー場や運動場などスポーツターフ用の芝草種子も、きめ細かなラインナップが高評価を受けています。
これからも、研究農場との連携のもと、国内のみならず海外市場も視野にいれた販売普及活動を進めていきます。

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• 飼料作物 >
• 緑肥作物 >
• 芝 >
• 景観作物 >

バイオナーサリー部は、波志江研究所で実用化された、ヤマノイモ類のウイルスフリー種イモやサツマイモのウイルスフリー苗を生産しています。
また、野菜のセル苗・ポット苗を生産するとともに、苗生産システム技術の開発指導、苗生産に関連する各種培土の研究開発など、農業の繁栄を築くためのニーズをいち早く捉え、時代を先取りする先見性をもって、一層の飛躍を期しています。

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• イモ類 >
• 野菜苗 >
• 培土 >

外国部を通じた国際取引はますます活発化してまいりました。東南アジア諸国、韓国、中国、ヨーロッパ、アメリカ、そして中東やアフリカ諸国など、取引先との関係は拡大と発展を続けています。世界中に販売された野菜種子は、各地で高い評価を得ています。
フィリピンにはフィリピーナス・カネコ・シーズ・コーポレーション、トルコにはユナイテッド・ジェネティクス・ターキー、タイにはカネコ・シーズ・タイランド・カンパニー・リミテッドの現地法人を設立。その生産・販売事業も、日本との密接な協力関係のもと、順調に伸張しています。

生産仕入部では、くにさだ育種農場で育成した各種野菜品種をはじめとした、当社オリジナル品種の種子生産を国内外で行っています。生産された種子は発芽性の検査は元より、遺伝子検定技術を駆使し、その遺伝的純度や種子伝染性病害の検査を行い安全性を確かめた上で、特殊な装置を用いて精選し高品質化を図っています。
天候に左右されやすい種子生産事業のリスクを軽減するため、種子生産地の分散化や施設化を進めるほか、品種育成者自身とも情報交換を行いながら営業部門に対して優良種子の安定供給を行っています。