養液栽培

情報の泉Vol.007

注目の天然素材培地 「ココベッド」「ココブロック」

今、注目のヤシ殻培地

養液栽培で、トマトやナス、イチゴなどの果菜類を栽培する場合、従来は鉱物繊維であるロックウールが使われてきました。しかし、近年、環境問題意識が高まるにつれ、ロックウールの廃棄が難しくなり、有機培地が広がってきています。
カネコ種苗では、日本でいち早く有機培地に注目し、栽培に適した培地を検索してきました。 その中から、ヤシ殻培地、中でも保水性、排水性に優れた現在の「ココベッド」「ココブロック」の原料となる現在の培地を選び出しました。
ヤシ殻培地は、ピートモスなどと比べ、pH調整をする必要も無く、栽培に適した培地です。使用後は土に還元することも出来る天然素材です。

ヤシ殻培地はどうやって作られるの?

ヤシ殻培地の原産国はスリランカです。スリランカでは、ヤシ殻の長い繊維を取り除いたものをヤシ殻培地の原料としています。その原料を、水で洗浄・乾燥し、圧縮して日本に輸出しています。
弊社が発売している「ココベッド」「ココブロック」の原料となるヤシ殻は、スリランカで電気伝導度(イオン含量の基準となる値)、膨張率等の厳しい品質管理をクリアした安定した品質を持った培地原料です。

ヤシ殻の特徴

スリランカで圧縮成型して製品化されており、水に浸したり、かけたりして飽水させることで膨張します。
トマトやナス、切り花などでは、ロックウールベッドと同じ幅で、崩さずに用いる「ココベッド」を使用します。
イチゴなど穴を掘って苗を植えていく場合、崩して用いる「ココブロック」を使用します。
「ココベッド」「ココブロック」は、培地の質を表す三相分布が非常に優れています。その特徴は、液相と気相にあります。気相は、有機物を施用し、よく管理された土壌の目安とも言われる30%に達しています。また、液相が非常に大きく、優れた保水性を持った培地です。ヤシ殻培地を用いた栽培では、三相分布の特徴が根の生育に良い影響を与えているため、根毛が非常に良く発達しており、良好な根圏環境が形成されていることがうかがえます。
このように、優れた特徴を持つ天然ヤシ殻培地「ココベッド」「ココブロック」で、あなたの養液栽培ライフを快適にしてみませんか?